なぜ国内FXでなく海外FXか、海外FXを選ぶメリットとデメリット

      2016/01/05

日本国内でのFXサービスはすでに認知度も高く、手数料も非常にリーズナブルになっています。その中でも海外FXを利用するユーザは必ず一定数います。なぜ国内でなく海外FXなのか、その理由を書いていきたいと思います。

海外FXを選ぶ理由

海外FXを利用するユーザの目的は、大きく3つに分けられます。

レバレッジが大きい

最も多くのユーザが海外FXを選ぶ理由の1つがレバレッジです。

日本のFXではレバレッジが25倍までと制限されています。10万円の証拠金で2万通貨を買うのがやっとです。1円の変動で2万円ですから、大きなリターンを得られません。

海外FXではレバレッジは500倍〜1000倍と、日本とは桁違いの金額を取引できます。10万円の証拠金で50万通貨の取引ができ、大きなリターンを狙うことが可能です。

海外口座を保有できる

日本の経済状況の悪化を見越して、海外に資産を分散したいという理由で海外FXを活用するユーザもいます。

海外FXでは、ドル、ユーロ、ポンドで口座を持てるところが一般的です。海外債券を買ったり、海外で銀行口座を開く代わりに、FX口座を作るというのが簡単な選択肢だったりします。

またプリペイドカードを発行するサービスも多く、ドルで増やした資産はFX口座から海外旅行先のATMで出金したり、ショッピングに利用したりと、外貨のまま活用することもできます。

マイルやポイントが貯まる

海外FXへの入金はクレジットカードが利用できます。FXの証拠金がクレジットカードで払えます。入金はショッピング扱いになるため、FXに入金できてマイルやポイントも貯まるというメリットもあります。

ショッピング扱いですのでキャッシング枠がなくても利用でき、銀行送金だと手数料が高いため、海外FXを利用する大半がクレジットカードで入金しています。

海外FXのデメリット

海外FXがメリットしかないわけではなく、デメリットもあります。

手数料が(日本よりは)高い

手数料という面で実は国内FXは非常に優秀です。スプレッドは0.3 pips 固定で手数料無料(全体で0.3%)という圧倒的な安さで利用できます。

海外FXは、最も安いAXIORYやTitanFXでもスプレッド0.1〜0.5 pips で手数料0.3%(合計0.4〜0.8%)で、他の一般的な海外FXでは1〜1.5%程度の手数料になると考えた方が良いでしょう。

スワップ金利が低い

国内FXではNZドルや南アランドでスワップ金利を狙う投資もありますが、これは国内FXのBid/Askの金利差が小さいからできることです。

海外FXでは金利差が大きく、長期的なスワップ狙いの投資には向かないでしょう。

まともなサービスか見極めが必要

海外FXを始めるときに最も気を遣うポイントがここです。

「海外のサイトは怪しい」「出金できるのか?破産したらどうなるの?」と思ってしまいます。実際には、多くの海外FXで日本語のウェブサイト、日本語サポートがあり、不安はすぐに払拭できますが、中には悪質なサイトもあるため、サービス内容を読み込むのが面倒という方にはお勧めしません

その他の注意事項

国内FXに十分慣れていても以下のことに注意しましょう。

税金は払わなくてもいいというのは間違い

海外FXは日本の金融庁の監督下から外れており、税務署も監視できていません。しかしこれは納税義務がないわけではなく、一定以上の利益が出た場合には確定申告が必要です。

給与所得者であれば、雑所得として1年で20万円以上の利益が出たら申告しなければなりません。特に多額を国内銀行に出金(送金)する場合には、税務署にもわかっているものと考えた方が良いです。

海外FXは日本居住者向けに提供しているわけではない

多くの海外FXサイトが日本語化され、日本語サポートも提供していますが、あくまで日本人向けのサービスであり、日本居住者向けではありません。

日本での海外FXの利用は公式に禁止されてはいませんが、公式に認めてもいません。サービス提供者には日本居住者への「勧誘」を禁止しており、普及拡大に待ったをかけているという状態です。

これらデメリットや注意事項を理解して、「自己責任で行動する」ことを意識して利用すれば、海外FXという選択肢をうまく活用できるかと思います。

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