いま中国のビットコイン取引所で起こっていること

      2017/02/13

2017年2月9日、中国のビットコイン取引所で出金が停止されたというニュースがありました。

ビットコイン価格に大きく影響するこの中国のニュースについてポイントをまとめたいと思います。

3大取引所の2つで出金停止に

出金を停止したのは、中国の3大ビットコイン取引所のOKCoinとHuobiで、停止期間は1ヶ月です。

※ OKCoinについては、中国版ポータルのOKCoin.cnだけが影響を受けます。

出金停止の対象はビットコインとライトコインだけで、人民元の入金と出金は制限はありません。

ビットコインを出金停止する理由

この措置の目的について、両社はマネーロンダリング対策(AML)を強化することと、「違法取引」を防ぐことだと述べています。

現在のシステムでは、マネー・ロンダリングやポンジー・スキーム、その他の違法行為がまかり通っており、それを制限するためにシステム強化を行うとのこと。

この間、本人確認と資金源の調査も行い、第三者や外国人を騙った違法な中国人ユーザをあぶり出すことになります。

自主的なシステム強化と謳ってはいますが、中銀が規制強化のために3大取引所に率先させたと言ってよいと思います。

次は中小企業も対象に

このニュースがあった同日には、中国人民銀行がビットコイン関連の新興企業9社(CHBTC、BtcTrade、HaoBTC、Yunbi、Yuanbao、BTC100、Jubi、BitBays、Dahonghuo)を招集し、取引規制について警告を出しています。

状況によっては取引所を閉鎖することもあると声明で発表していますので、中国国内で全面的に規制強化に乗り出したということになります。

日本に与える影響

この中国の一連の動きについて、中国人を対象とした規制ですので、日本国内のトレードは特に影響を受けません

ただし、世界のビットコイン取引量の大半を中国が占めるため、違法な取引を目的としたビットコイン参入者は減ることになります。それがビットコイン相場にどのような影響を与えるかは不明です。

また、ポンジースキームを使ったHYIP投資やビットコイン報酬については、日本で提供されるサービスが中国との関連があるかどうかがサービス影響へのポイントになります。

引用:

China's OkCoin, Huobi exchanges to stop bitcoin withdrawals (ロイター)

Two of China's Biggest Exchanges Stop Bitcoin Withdrawals (CoinDesk)

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