ADAコインの暗号通貨ウォレット「Daedalus」まもなくリリースか

      2017/02/08

ビットコインに次ぐ暗号通貨と言われるADAコイン。その基本機能となるウォレットのテストネットが始まりました。

 DAEDALUS Wallet 公式ページ

そしてここにきてCARDANOを開発するIOHKの動きも慌ただしくなってきています。

新しい暗号通貨ウォレット「Daedalus」

ADAコインのウォレット Daedalus(ダイダロス)が、リリース目前となりベータテストに入りました。

これはつまりバグ出しで、不具合を修正したら正式公開されるということを意味します。

カルダノ財団のニュースレターではすでにウェブで動作する様子も見られ、いよいよ始動の雰囲気が高まっています。

Daedalusウォレットの機能

DaedalusウォレットはADAコインのほか、ビットコインやイーサリアム・クラシックなど他の暗号通貨も同時に保管できます。

ビットコインでネックとされた送金速度が向上し、より取引がしやすくなります。

そして今後はデビットカードとの連携も計画しているようです。デビットカードと統合すれば、ショッピングやATMでの利用など、現実世界での買い物にも使えそうですね。

IOHKのウェブサイトにも変化が

IOHK公式サイトにも変化があり、CARDANOがIOHK公式サポートプロジェクトであることが明記されました。

またCARDANOが5つのプロジェクトのトップに並んでいます。IOHKを代表するプロジェクトに位置付けられているようです。

ユーザ利用画面

DAEDAUSウォレットで2月に実装される機能は次のように最小限のものになります。

  • 残高を確認する
  • ADAコインを送る、受け取る
  • カスタムウォレットを作成する
  • アイデンティティを設定する

それぞれの機能について、IOHKでは利用画面を紹介するページも公開しています。

レイアウト

ウォレットのレイアウトです。保有するADAコイン残高と、送金、受取と、取引履歴があるのはビットコインウォレットでおなじみですね。

複数のウォレットを目的別に分けて持つことができます。

カスタムウォレット

その目的別のウォレットを作成する画面です。パーソナルウォレットだけでなく、共有のシェアウォレットも作れます。

ご覧のように通貨をADA以外のもの(ビットコインやイーサリアム)も指定できます。

送金

ADAコインを送金する画面です。ADAアドレスはもちろんQRコードにも対応しています。

ID情報

特徴的なのがこのID情報です。プロフィールを作成して本人確認書類をアップロードすれば、例えば年齢制限や国の規制ごとにプレイヤーを制限できます。

認証方法はまだ未定のようですが、IDnowのようなサードパーティによる認証も取り入れるのかもしれません。

ステーク

ステーク情報や委任、インスタント・バイ・オプションは、近い将来追加される予定です。報酬の仕組みも未実装のようです。

ADAコイン保有者がまずすること

リリースされたらADAコインを自分のウォレットに入れるところから始めます。

ADAバウチャーコードを使う

プレセール購入者は、ADAのバウチャーがメールで届いていると思いますので、そのコードを入力するのが最初です。

バウチャーを入力したら、ADAコインは「償還ウォレット(Redemption Wallet)」に入ります。言わば証券会社の特定口座ですね。

自分のウォレットに送金する

次に自分のウォレット(Personal Wallet)を作成します。

自分のウォレットアドレスを宛先にして償還ウォレットから送金すれば、ADAコイン残高がウォレットに反映されるようになります。

リリースから90日間

2017年2月にCARDANOがリリースしてから90日間は、上のような基本的な機能(ウォレット作成と送金)だけにとどまります。

ステーク(コインを保有することで報酬が発生する)のブロック報酬はリリースして90日後から発生します。

これは機能実装が追いつかないからというよりは、ステークによる分散処理を蓄積するためで、簡単にいうとシステムの安定性を確実にするための猶予期間を設けているというのが近い表現かもしれません。

革新的な機能はこれから

IOHKがDaedalusを革新的なウォレットと呼ぶのは、安全性や決済スピードなど単純なウォレットの改善だけを指してはいません。ゲームプラットフォームとの連携が盛り込まれるからです。

これから実装される機能について難しい言葉は省きますが、様々なゲームアプリが登場して、そこにウォレットが安全にアクセスできるようにすることになります。

今後のロードマップ

今後1年をかけて(イーサリアムでそうしたように)、新しい機能が数段階のフェーズに分けて盛り込まれる予定です。

  • CARDANO SL 今回のリリース
  • CARDANO CL 開発中のゲームプラットフォーム
  • アイデンティティ管理、クレジットシステム
  • ユニバーサル暗号通貨ウォレットへのアップグレード

また、イーサリアムで問題になったハッキング(厳密には脆弱性)被害が起こらないよう、バージョンアップができるモジュール化も盛り込んでいます。

2017年2月リリース予定

DAEDALUSウォレットとCARDANOプラットフォームは予定通りにいけば2017年2月にリリースされます。

現在行われている最後のADAコインのプレセールは、2017年1月31日をもって終了します。

これで最後、次世代暗号通貨ADAコインの第4期プレセールが予約受付開始

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